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VBA DoCmdのメソッド一覧 [VBA]

 DoCmdのメソッドを利用すると、ACCESSのアイコンをクリックしたときの機能などを、VBAから実行することができます。
 以下は、DoCmdで実行できる機能の一覧です。(2010のヘルプより作成しました)

 私の独断と偏見で、 以下のように色分けしています。

 ピンクは、使用頻度の高いメソッドです。
 きいろは、いちおう知っておいた方が良いメソッドです。
 グレーは、たぶん使わない、もしくは使わない方が良いメソッドです。
 ブルーは、別の方法がオススメのメソッドです。

AddMenu メニューバーの作成を行います。
リボンではありません。
ApplyFilter 指定された条件でフィルター(絞り込み)を行います。
Beep Beep(警告音)をならします。
VBのBeepステートメントと同じ。
BrowseTo サブフォームのSourceObjectを切り替えます。
詳しくはまた調べます。
CancelEvent 発生したイベントをキャンセルします。
ClearMacroError MacroError オブジェクトに格納されているエラーについての情報を削除します。
Close アクティブウィンドウ、又は指定したウィンドウを閉じます。
CloseDatabase カレント データベースを閉じます。
ACCESSは終了しません。
CopyDatabaseFile カレント プロジェクトに接続されたデータベースを SQL Server データベース ファイルにコピーしてエクスポートします。
ACCESSからmdfファイルを作成できます。
CopyObject テーブル・フォーム・レポートなどのオブジェクトを複製します。
DeleteObject テーブル・フォーム・レポートなどのオブジェクトを削除します。
DoMenuItem メニューのコマンドを実行します。
DoMenuItemは、ACCESS97以降、RunCommandメソッドに置き換えられました。
Echo 画面再描画のオン・オフ、ステータスバーの表示内容の設定を行います。
FindNext FindRecordの後、続けて検索を行います。
FindRecord 条件に一致するレコードを検索します。
GoToControl 指定されたコントロールにフォーカスを移動します。
GoToPage 指定したページの最初のコントロールにフォーカスを移動します。
FormのGoToPageと同じ。
GoToRecord カレントレコードを指定先へ移動します。
Hourglass マウスカーソルの形を、砂時計・通常に切り替えます。
LockNavigationPane ナビゲーション ウィンドウに表示されているデータベースオブジェクトを削除できなくします。ACCESS2007以降。
Maximize アクティブウィンドウを、最大化(ACCESSウィンドウと同じ大きさに)します。
Minimize アクティブウィンドウを最小化します。
MoveSize アクティブウィンドウを(ACCESSウィンドウ内で)移動・サイズ変更します。
NavigateTo ナビゲーションウィンドウでのデータベースオブジェクトの表示を制御します。ACCESS2007以降。
OpenDataAccessPage "OpenDataAccessPage/データアクセスページを開く" アクションを実行します。
(データアクセスページ・ACCESSで発行するWEBページ)
OpenDiagram "OpenDiagram/ダイアグラムを開く" アクションを実行します。
adpのみ。
OpenForm 指定されたフォームを開きます。
OpenFunction Microsoft SQL Server データベースのユーザー定義関数を開き、Accessで表示します。たぶんadp用。
OpenModule 指定されたVBAモジュール・プロシジャをVBAEditorで開きます。
OpenQuery 指定されたクエリを開きます。
アクションクエリの場合、クエリが実行されます。
OpenReport 指定されたレポートを開きます。
OpenStoredProcedure "OpenStoredProcedure/ストアドプロシージャを開く" アクションを実行します。たぶんadp用。
OpenTable 指定されたテーブルを開きます。
OpenView "OpenView/ビューを開く" アクションを実行します。
たぶんadp用。
OutputTo 指定されたデータベースオブジェクトを、指定された形式で出力します。
PrintOut 印刷を行います。
Quit Accessを終了します。
Application.Quitが推奨。
RefreshRecord レコードの変更内容を反映させます。
FormのRefreshと同じ。
ACCESS2010以降。
Rename データベースオブジェクトの名前を変更します。
RepaintObject 指定されたオブジェクトを再描画します。
FormのRepaintが推奨。
Requery アクティブオブジェクト、またはアクティブオブジェクトの指定されたコントロールをRequeryします。
該当オブジェクトのRequeryメソッドが推奨。
Restore 最大化・最小化したウィンドウを元のサイズに戻します。
RunCommand 組み込みコマンド(メニューやツールバーのコマンド)を実行します。
AcCommandクラスの定数でコマンドを指定します。
RunDataMacro 指定されたデータマクロを実行します。
ACCESS2010以降。
RunMacro 指定されたマクロを実行します。
RunSavedImportExport 保存済みのインポート仕様またはエクスポート仕様を実行します。
ACCESS2007以降。
RunSQL パラメタに指定されたSQL文を実行します。
Save 指定されたオブジェクトを保存します。
SearchForRecord テーブル、クエリ、フォーム、またはレポート内で、レコード検索を行います。
SelectObject 指定されたデータベースオブジェクトを選択します。
(テーブル、クエリ、フォームなど)
SendObject 指定したデータベースオブジェクトを添付したメールを送信します。
SetDisplayedCategories ナビゲーションウィンドウのタイトルバーで、[カテゴリに移動]の下に表示される内容を指定します。
SetFilter

アクティブなデータシート、フォーム、レポート、またはテーブル内のレコードにフィルターを適用するには、SetFilter メソッドを使用します。
ACCESS2010以降。

SetMenuItem メニューバーの状態を制御します。
ACCESS97以前用。
SetOrderBy データシート、フォーム、レポート、またはテーブルにソート順(並べ替え)を適用します。
SetParameter BrowseTo、OpenForm、OpenQuery、OpenReportまたは RunDataMacroメソッドで使用されるパラメーターを作成します。
SetProperty フォームやコントロールに対して、プロパティの設定を行います。
SetWarnings ACCESSが表示する確認メッセージの表示を、オン・オフに設定します。
ShowAllRecords 適用されているフィルターを解除します。
ShowToolbar ツールバーの表示・非表示を制御します。
リボンではありません。
SingleStep マクロの実行を一時中断して[マクロのシングル ステップ]ダイアログボックスを表示します。
TransferDatabase インポート、エクスポート、リンクテーブルの作成を行います。
TransferSharePointList Windows SharePoint Services 3.0 サイトのデータをインポート・リンクを行います。
[外部データ]タブの[インポート]で[SharePoint リスト]と同様です。
TransferSpreadsheet ワークシート(Excel)に対して、インポート、エクスポート、リンクテーブルの作成を行います。
TransferSQLDatabase 指定されたSQL Serverデータベース全体を別のSQL Serverデータベースに転送します。
たぶんadp用。
TransferText テキスト形式(CSVなど)でインポート、エクスポート、リンクテーブルの作成を行います。

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