クエリ クエリデザインでテーブル（クエリ）名に別名を設定する

　SQL文を直接書く場合、FROM句のテーブル名に別名を設定したい場合は、「AS 別名」で別名を付ける事ができます。
　クエリデザインの画面の場合は、下記の手順で設定することができます。

　例として、プロジェクトマスタと、担当者マスタという物があるとします。
　プロジェクトマスタには、プロジェクト名とリーダーの担当者CD、サブリーダーの担当者CDの情報を持つようにします。
　リーダーの名前と、サブリーダーの名前は、担当者マスタから参照するようにします。
　これをクエリデザインで作ると、

　こんな感じになります。「T担当者」を2回使用します。この時、2回目に追加した方の名前は、自動で「T担当者_1」となります。

　別名を設定したいテーブルを一度クリックして、プロパティを表示させます。

　プロパティシートの「別名」の内容を編集することで、別名を設定することができます。
　リーダーCDから参照するT担当者を「リーダー」、サブリーダーCDから参照するT担当者を「サブリーダー」と設定してみます。

　こんな感じで、任意の別名で表示させることができます。

　特にこれができても、できなくても、別にどうって事はないのですが、わかりやすさが向上する場合もあると思います。

　蛇足ですが、私、SQLを書くときは別名をふんだんに使うのですが、クエリデザインでこれができるって気がついたのは、わりと最近だったりします。