VBA 半角＞全角、全角＞半角変換の注意・カタカナ

　全角半角変換の注意事項その２。StrConvでカタカナを変換する場合。

　全角のカタカナは半角のカタカナへ、半角のカタカナは全角のカタカナに変換できます。
　ひらがなは半角に変換できません。vbKatakanaでカタカナに変換する必要があります。

　濁点・半濁点が付いた場合は、全角では1文字で表されますが、半角に変換すると2文字になります。
　半角から全角に変換すると、今度は半角2文字で表されていたのが、1文字にまとめられます。

　まとめて欲しくない場合は、1文字ずつ変換してやる必要があります。

　濁点付きの「ウ」の場合、半角から全角へは、通常通り変換が行われます。
　しかし、「ヴ」はひらがなに変換することができないようです。
　「う゛」をカタカナに変換しても、「ヴ」には変換されません。
　この辺はちょっとめんどくさそうです。

　拗音促音は、全角から半角、半角から全角ともに変換されます。
　しかし、半角カタカナの拗音促音を扱えないシステムも存在するので、逆にこの場合は注意が必要です。
　ファームバンキングに流し込むデータとかは、使ってはいけない場合があります。

　カタカナの仲間ではありませんが、おまけで長音記号とハイフン。
　これらも、相互に変換可能です。
　ファームバンキングでは、長音記号は利用できない場合があります。
　「ファームバンキング　使用できる文字」でググるとなにか出てくるかも。