システム設計の話 その11・テーブル設計 商品マスタ [システム設計の話]
今回は、商品マスタテーブルの項目内容を考えていきます。
商品マスタは、商品に関する情報を登録します。
今回考えているシステムでは、帳票に印刷するときの商品名くらいがあれば事足ります。
項目名 | データ型 | 桁数 |
商品CD | 十進型 | 整数5桁 |
商品名 | テキスト型 | 全角20文字 |
商品名カナ | テキスト型 | 半角50文字 |
売単価 | 十進型 | 整数9桁 |
登録日 | 日付時刻型 | |
変更日 | 日付時刻型 | |
削除 | 十進型 | 整数1桁 |
特に用途はありませんが、カナ項目も付けました。実際のシステムだとカナ項目は、検索や並び替えで必要になってくるので必須です。今回は使いませんが。
また、今回は売上管理なので、商品の販売価格情報として、「売単価」項目を設けています。
ただし、実際の販売価格が、この項目で一律になるわけではありません。同じ商品であっても、値段は販売するその時その時の状況で変わることがよくあります。
そのため、値段については、売上伝票明細データに項目を設けて、そこに持つようにしています。
「売単価」項目は、デフォルトと言うか、標準価格的な参考値な項目となります。
今回の商品マスタは、いたってシンプルな構成としましたが、実際のシステムでは商品マスタの項目数が100を超えることもあります。
ここでもうちょっと商品マスタについて述べてみようかと思いましたが、業態によって扱う商品の特徴が異なるし、システムの目的でも必要な項目が異なってきます。
また、別の機会に掘り下げていきたいと思います。
2013-06-13 23:36
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