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コンボボックス 基本的な作り方 [コンボボックス]

 コンボボックスを作るときの基本的な手順とポイントをざっとまとめます。

 コンボボックスに表示させる内容は、次のテーブルの内容を使用します。

 都道府県一覧です。

 まずはフォームをデザインビューで開きます。
 リボンの「デザイン」タブをクリックします。

 コントロールのアイコンから、下図のコンボボックスのアイコンをクリックします。


 次に、フォームの適当な場所をドラッグします。

 コンボボックスが配置されます。
 この時、ウィザードが表示された場合は、キャンセルをクリックします。

 見た目のデザインを整えます。

 フォントサイズや、文字の色、ラベル・コンボボックスの境界線色などを設定します。
 この辺の説明は省略します。

 コンボボックスに表示させる内容を設定します。
 コンボボックスのプロパティを表示させます。
 「データ」タブに切り替えます。

 「値集合ソース」の行の、「・・・」をクリックします。
 (「値集合タイプ」は「テーブル/クエリ」にしておく)

 クエリビルダーが表示され、テーブル一覧が表示されます。
 使用するテーブル(TMTDFK・都道府県テーブル)を選択し、「追加」をクリックします。
 テーブルを追加が完了したら、「閉じる」ボタンをクリックします。

 クエリの編集画面になりますので、表示する項目と、並べ替えを指定します。

 上記画面のように指定を行い、クエリビルダーを「×」で閉じます。

「SQLステートメントの変更を保存し、プロパティの設定を変更しますか?」の確認メッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。

 次に、コンボボックスの表示内容の体裁を整えます。
 プロパティで「書式」タブの表示させて、設定していきます。


・列数・・・コンボボックスの▼をクリックしたときに表示されるリストの列数を指定します。「値集合ソース」で指定したクエリの結果から、指定された列数分が、コンボボックスに表示されます。

・列幅・・・表示されるリストの、各列の幅を指定します。複数列ある場合は、「;」(セミコロン)で区切ります。
 0cmを指定すると、その列は表示されません。

 指定無しの場合

 「1cm;3cm」で指定した場合


・列見出し・・・リストの先頭に、列名を表示するかどうか指定します。

・リスト行数・・・リストの最大表示行数を指定します。画面のデザインと照らし合わせて、可能な限りたくさん表示されるようにした方が、作業しやすいと思います。

・リスト幅・・・リスト全体の幅を指定します。「自動」の場合、コントロールの幅になります。

 自動の場合

 「4cm」を指定した場合


 これらのプロパティの設定は、コンボボックスの使いやすさに影響しますので、利用者が使いやすいように調整するようにしてください。

 以上で、都道府県一覧から、都道府県コードを選択するコンボボックスのできあがりです。

 しかし、このままだと、コンボボックスのリストが閉じていると、都道府県名がわからないので、都道府県名の表示を追加します。別にテキストボックスを置いて、そこに表示します。

 コンボボックスの隣に、テキストボックスを追加します。
 「コントロールソース」に「=[txtTDFKCD].[COLUMN](1)」を入力します。
txtTDFKCDは、コンボボックスのコントロール名)
COLUMN(n)は、リストの一番左の列から、指定された値を加算した列の値を返します。
(0を指定した場合、1列目の値が返ります)

 このテキストボックスは、コンボボックスで選択された内容を表示するだけなので、利用者が入力操作等を行えないように設定します。
 プロパティの「使用可能」を「いいえ」、「編集ロック」を「はい」に設定します。


 コンボボックスで、項目が選択されると、上図のように都道府県名が表示されます。


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