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データ登録フォーム 伝票形式 その1 概要 [Form登録伝票版]

 まず、「伝票」とは。

 「会社・商店などで、金銭の出入や取引内容などを記入する一定の様式を備えた紙片。」
 大辞泉より引用(Yahoo)

 例えば、商品の販売を行う際に、売る商品の一覧や金額などが記入された紙のことを伝票と呼んでいます。
 会社が独自で作成した物や、業界で共通化された形式の物があります。
 また、文房具店に行くと、様々な形式・サイズの物が売られています。
 標準化された物では、チェーンストア伝票とか有名なんじゃないかと思います。

 ネットで拾ったイメージ。
 チェーンストア伝票ターンアラウンド用1型と言います。チェーンストア伝票という名前でも、いくつか種類があります。その中のひとつです。
 私は作る人なので、実際に使ったことは無いのですが、商品の発注や納品の際に使われている物なんだと思います。

 さて、システム的に「伝票」をとらえると、以下のように特徴づけることができます。

 赤で囲った部分のように、フォーマット上に1個しか登場しない項目と、
 青で囲った部分のように、複数行に渡って繰り返し出てくる項目がある点です。

 ACCESSに出てくる用語で言うと、ヘッダーと明細になります。

 この紙1枚でひとまとまりの情報なんですが、その情報は、1つのヘッダー情報と、複数の明細情報からできている、と言うことになります。
 私的には、伝票データと明細データと表現しています。

 今回は、こういうタイプのデータを扱う方法を考えます。

 この伝票形式のデータをテーブルにする考え方は、下記の記事で説明しているので、そちらをご覧下さい。
 別のお話の流れなので、ちょっとわかりにくいですが…。
システム設計の話 その7・テーブル設計 全体
システム設計の話 その8・テーブル設計 売上伝票

 こっちの記事はプログラム的な作り方を中心に進めます。
 まず、一覧画面。

 登録されているデータの一覧が表示される画面です。
 まず最初にこの画面から始まります。
 新規に入力を行う場合は、上の「新規入力」ボタンをクリックして、入力画面に展開します。
 過去に入力したデータを変更する場合は、該当データの「編集」ボタンをクリックして、入力画面に展開します。

 入力画面。

 データ入力用の画面です。「システム設計の話し」用に作っている画面なんですが、まだ煮詰まってないのでちょっとあれですがご容赦下さい。
 緑色のラベルの入力項目がヘッダー情報(伝票データ)部分、青色のラベルの入力項目が明細部分になっています。
 明細の登録ボタンをクリックすると、画面下半分の一覧部分に明細行が追加されていきます。
 画面下にある登録ボタンをクリックすると、伝票全体が登録されます。
 登録画面の1画面版と2画面版を一緒にしたような画面です。

 こういう画面ですので、全部の処理は無理だと思いますが、ポイントを説明していきたいと思います。
 その2へつづく。


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