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システム設計の話 その6・売上実績表の詳細 [システム設計の話]

 さて、最後の帳票「売上実績表」の内容確認です。
 今回のシチュエーションでは、「1ヶ月間の売上実績をまとめたもの」としか表現していませんので、具体的にどんなものか決めたいと思います。

 営業さんの実績表って言ったら、やっぱり売上金額の多い人からのランキング的なものを作ってるんじゃないだろうか、と言う発想で、まず1つはそう言う帳票にしてみます。
 営業担当者別に、1ヶ月間の売上金額を集計して、金額が多い順に一覧を出力します。
 名前が、「売上実績表」だと、ちょっとわかりにくいので、「営業成績表」とします。

 「営業成績表」は、売上実績を見る、というよりは、ああ今月は誰々が頑張ったんだね、という、営業努力を激励するようなタイプの帳票です。これだと売上状況を把握するのには不向きです。
 もう一つ、売上実績の分析作業向けの帳票を考えてみます。

 「営業成績表」は、担当者別でしたが、分析メインなので、顧客別の金額集計で、数字を出してみようと思います。
 また、先月と、前年同月との比較も見られる帳票にします。

 ざっくりですが、現時点ではこんな感じにしておきます。詳細は、帳票設計でするとします。

 蛇足ですが、実績表の別の見方として、例えば商品別の集計とか、過去半年分の実績を並べるとか、売上が連続で減少している顧客を出力するとか、まあきりがありません。
 ですので、今回はシンプルにこの2帳票にしておきます。


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