システム設計の話 その3・システム化する内容をまとめる [システム設計の話]
前回、顧客の業務内容と、システム化する内容をざっくりまとめました。
これを踏まえて、具体的にシステムでどんな物を作るかを考えて行きます。前回のシステム化した業務内容から、必要な物を洗い出してみます。
・「売上入力」画面
・「納品書印刷」画面
・「納品書」帳票
・「売上伝票印刷」画面
・「売上伝票」帳票
・「経理売上報告書印刷」画面
・「経理売上報告書」帳票
・「売上実績表印刷」画面
・「売上実績表」帳票
顧客から直接見えるシステムの部品は、とりあえずこんな感じでしょうか。
画面と帳票は、ACCESSで言うところの、フォームとレポートになります。
今回は、入力画面と帳票のみで、データをごりごり処理するバッチ処理みたいなのは考えていません。もしかすると、売上実績表で、きめ細かい対比を見たいなどの、複雑な要望が合った場合は、それ用のデータをバッチで作成したほうが、作りやすいかもしれません。
この時点で、ざっと何をつくったら良いかが少し見えてきました。
しかし、それぞれ細かい内容はまだ未定です。これからは、それぞれについて、詳細な内容を検討していく工程に入ります。
説明の例なのでざっくりやってますが、それでもめんどくさいですよ。実際の現場では、こういう細かい打ち合わせを延々何時間、何日、何ヶ月ってやって、システムを作っていくわけです。
ちょっと愚痴が入りましたが、区切りが良いので今回はこの辺で。
次回は上記の一覧にそって、一つずつ詳細内容の検討をしていきます。